糖尿病の症状と治療

糖尿病の食事療法その1

 

糖尿病の治療で、代表的なものに食事療法と言うものがあります。治療方法と聞くと構えてしまう方も多いようですが、それほど難しいものではありません。

 

 

健康的な食生活をすることと、特に変わりはなく、食べすぎることを避けて、栄養をバランスよく摂取できるように気をつけます。また、肥満にならないように、標準体重を維持するような食生活をしなければなりません。要するに、1日、どれくらいの摂取カロリーなら良いのか、それを計算し、自分で食べる量やメニューを制限していくことです。簡単に言えば、各種の栄養素をバランスよく取りながら、かつ、摂取カロリーを守ると言ったところでしょう。

 

 

と言うことで、最初に自分がどれくらいのカロリーを1日に摂取すべきなのか、知っておく必要がありますよね。それは、現在の体重から計算するのではなく、標準体重から計算したものが目標になります。標準体重とは、簡単に言いますと、身長から100を引いて、それに0.9をかけたものです。猶予としては、この体重の10パーセント増し、また、10パーセント減が範囲となります。

 

 

糖尿病を治療中の方は、必要カロリーがどれくらいなのか、お医者さんに相談して指示を仰ぐことをお勧めします。また、実際に糖尿病にはなっていないけれど、肥満体質なので、予防したいという方でしたら、先ほどの計算式でよいでしょう。目安としては、通常の社会活動を営んでいる人であれば、標準体重、1キロにつき、30キロカロリーと言う計算になります。