糖尿病の症状と治療

糖尿病の症状その3

 

このような、喉の渇く症状は、糖尿病の症状のなかでも、比較的、早い時期に起こるものですので、この段階で、何かおかしいと思って受診できれば良いですね。喉の渇きから、糖尿病だとわかれば、かなり早期の段階で、治療を開始することが可能になります。喉の渇きが異常なほど起こると感じている方は、すぐにでも病院で診てもらいましょう。

 

 

それから、糖尿病の方は、食欲が進むようになります。食欲が盛んになり、過食の傾向が強くなります。そして、いくら食べてもおなかがすくようになります。もりもりと、食べられるくらいですから、自分は健康だと思う方が多く、治療を必要としているなんて思ってもいないでしょう。「最近、食欲が出てきた」と思っても、この点で受診しようとは思わない方がほとんどなので、糖尿病の発見も遅れてしまいます。

 

 

私たちはよく「食べられなくなったら病気」、そう思っているので、食欲が増進することで病院に行こうとは思いませんよね。症状が重くなってからは、治療も大変ですので、食欲が増進したり、甘いものをやたら食べたくなったりした場合、糖尿病かもしれませんから、病院で検査してもらいましょう。

 

 

糖尿病になっていると、甘いものを食べたくなります。糖尿病は、甘いものばかりを食べ過ぎて発症すると勘違いしている方も多いですが、その逆であり、糖尿病になったから、甘いものを欲しているのです。

 

 

それから、糖尿病になると、体にだるさを感じるようになります。いつも体がなんとなくだるい、何もする気力が起こらない、気持ちが上がってこない、このような脱力感は、糖尿病の特徴です。