糖尿病の症状と治療

糖尿病の種類と治療その2

 

血液中のブドウ糖がエネルギーに上手く変わらず、高血糖になってしまう病気が糖尿病です。
このブドウ糖の摂取は、食事からとりますので、その食事をコントロールする必要があります。例えば、糖質やカロリーの接種を制限して、高血糖にならないようにメニューを工夫することが必要で、これらを食事療法と呼びます。

 

 

そして、糖尿病の運動療法ですが、食事療法と同じく大切な治療法です。運動すると私たちの体は、ブドウ糖の消費が多くなります。また、インスリンの働きもよくなりますので、運動することは、血糖値を下げるためにはとても有効な方法です。

 

 

そして、糖尿病の薬物治療ですが、インスリン療法や、経口血糖降下薬によっての治療が行われています。インスリン療法は、みなさんもご存知の方が多いように、インスリン注射を打って、直接、体の内にインスリンを入れる方法です。また、経口血糖降下薬は、飲み薬を服用し、血糖値を下げる治療方法です。

 

 

糖尿病の患者さんには、食事療法、運動療法、そして、薬物療法の中から、その方に合った治療方法をいくつか組み合わせて行われます。

 

 

1型糖尿病の方は、食事療法と運動療法、それにプラスして、インスリン療法が必要となっています。1型糖尿病とは、糖尿病の中でも、インスリンの絶対量が不足しているタイプであり、それを補充する治療法がとられます。一般的に、この1型糖尿病は、若い人に発症しやすく、別名が若年性糖尿病と呼ばれています。